| 六甲おろし |
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手前の六甲山系から南側(向こう側)の市街地へ六甲おろしが吹きおりる |
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「六甲おろし」と言えば、甲子園で局地的に吹き荒れる「六甲おろし」が有名ですが、では、「六甲おろし」とは一体どんなものでしょう? |
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瀬戸内海にそって屏風(びょうぶ)のようにそびえたつ六甲山は、神戸市・芦屋市・西宮市・宝塚市の4つの市にまたがり、高さは最高で931m。まちの背にそびえる緑豊かな山です。
つまり阪神間と呼ばれる上の4つの市は、北を六甲山系、南を瀬戸内海にはさまれ、東西に長くのびています。この地域にいる時は、「山のある方が北、海のある方が南」なので東京と違って、方角がわからないということは、ありません。
この六甲山系から冬に吹きおろしてくる冷たくて強い風が「六甲おろし」です。
冬になると、日本列島には北西の季節風が吹きますが、太平洋側では山を越えて冷たく強い風が吹き降りる場合があります。これが「おろし」です。
「おろし」は日本では、山の名前がつくことが多く、関東では「榛名おろし」や「筑波おろし」、関西では「六甲おろし」が有名です。
冷たくて強い風は寒い冬を一層厳しいものにします。また、関東地方で「からっかぜ」と呼ばれるように乾燥した風です。
「おろし」を起こす山の特徴
●大体1000m〜1500mぐらいの高さの山
富士山のように3000mを超えるような山では、風が山を越えることが
できず、おろしは吹かない。
●風下側の斜面が急であること
●風下側に平野が広がっていること。 |
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灘のおいしいお酒の秘密は、なんと「六甲おろし」にもあった! |
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灘の酒蔵 |
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灘とは、阪神間の海岸線に沿って点在する酒造地帯の総称で、現在の西宮市、芦屋市、神戸市灘区、東灘区にあたります。灘のお酒のおいしさの秘密は、「宮水(六甲山からわき出る地下水)」「山田錦(酒米)」「丹波杜氏(たんばとうじ)」だけでなく、「六甲おろし」にもあるそうです。
灘の地は、冬になると六甲おろしの寒気をまともに受けます。現代のようなエアコンがなかった時代、お酒造りには、この低い気温が必須条件でした。灘の酒蔵はみな、棟を東西に長くのばし、窓を北向きにとって、この寒気を存分に取り入れられるよう、工夫されていたのです。
昔から厳しい自然を生活にうまく取り入れているところがすごいと思った。 |
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六甲おろしとプロ野球 (2003.10.23)
日本シリーズが行われている甲子園球場では昨夜も今夜も、地鳴りのような『六甲おろし』の大合唱が響き渡った。昨日、テレビの天気予報で「明日は、冬型の気圧配置となり木枯らし1号が吹くでしょう。関西では、六甲おろしや比良おろしが有名です。」と言っているのを聞いて、ハッとした。僕はこれまで「なぜ、阪神タイガースの応援歌が六甲おろしなんだろう?」と不思議に思っていた。というのも、六甲おろしとは冬の代名詞で、普通、プロ野球のシーズンは終わっているからだ。
「そうか〜!リーグ優勝して日本シリーズまでもつれこんだら、六甲おろしの吹く甲子園球場で野球観戦ということもあり得るのだ!」大きな発見だった。何しろ、僕が生まれてからこれまで経験したことのない出来事なので、想像できなかったのだ。
気象予報士の説明は続いた。「木枯らしが吹き付ける時の、ヒューヒューという音を何と呼ぶか知っていますか?」
「答えは、もがりぶえ・・・漢字で書くと 虎落笛 と書きます。」僕は、縁起でもない言葉だと思った。さらに予報士の説明は続く。「しかし、古いデータを調べてみると、日本シリーズで、虎落笛が聞こえるような六甲おろしが吹いた時のタイガースの甲子園での戦績は、なんと 2勝0敗なんですね。大いに期待しましょう!」というような、変なフォローだったが、結果的にそうなって良かった。それにしても、ホークスのナインにとっては、木枯らしの六甲おろしよりもタイガースファンの応援の方が、脅威に違いない。
ちなみに、「おろし・・・を漢字で書けますか?」
「風の上に下という字を乗せて、颪 です。」
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