2003年11月2日(日曜日)
(サンタアナ風)
1. 北アメリカの背骨、ロッキー山脈とカリフォルニア州のシエラネバダ山脈の間にあるネバダ州・ユタ州のグレートべースン(大盆地)で発生した高気圧から風が吹き出す。
2. シエラネバダ山脈を越えてカリフォルニア州に吹き降りる際に、空気が圧縮され熱を帯びてくる。
3. その風がモハーヴェ砂漠を通る時に、さらに乾燥し、温度がますます上昇する。
4. ロサンゼルス東部のサンタアナ谷と呼ばれる地域に、この熱風が吹きだまってくる。
5. 山形県の立川町のように、地形上の理由から強風となって吹き付ける。
特徴 ・10月から2月にかけて吹き、特に12月に多い。
・秒速13メートル以上、時には秒速50メートルになる。
・海風の弱まる、夜間や早朝に強風が吹くことが多い。

・一種のフェーン現象
参照 : アメリカ合衆国気象局資料
10月21日、米カリフォルニア州南部で発生した山火事による焼失面積はすでに神奈川県の広さを上回りました。原因は放火やハンターの失火と言われていますが、これほど火災が広がった理由として、

●内陸の砂漠地帯から吹く乾燥した季節風【サンタアナ風】
●竜巻のような火災旋風(火事場風)
●キクイムシの被害による木の立ち枯れ
●小雨による乾燥状態

などが指摘されています。僕が今年の8月に風車を見に行ったカリフォルニアの山火事なので、特に関心を持ってニュースを見ています。今回、世界的に有名になった季節風【サンタアナ風】について調べ、わかりやすいようにフラッシュで表現してみました。

また、地図をよく見ると、カリフォルニア3大ウィンドファームのうち、8月に行けなかった、サンゴルゴニオウィンドファームは、最初の山火事現場サンベルナディノの近くにありました。やはり、強風地帯にあることがわかります。数千基の風車や送電線が、どうなっているのか気になります。

山林だけでなく3000軒以上の家屋が焼失し、カリフォルニア州史上最悪の火災となると言われています。雨や雪が降り始め、火災は弱まっているようですが、一気に鎮火できるといいのにと思います。